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スノボ初めての方必見!スノボに持っていくものセレクト

スキー場情報

友人に誘われて初めてスノボに行くことになったけど、何を準備したらいいかよく分からないってこと、ありますよね?
雪国に行く機会がなければ、着ていく服の具合からイメージがつかなくて、色々備えているうちに荷物が増えていくなんてことがあります。ここでは、スノボに行くことになった場合に必要なものを、重要度別にご紹介していきます。

その前に・・・前提を説明

雪国やスキー場に日頃行かない場合、なんとなく寒いとか雪が降る場所に向かうという意識で、やたら厚手の服を用意したりしながら多くの荷物を整理しがちになります。
持ち物の説明に入る前に、2つのことについて説明したいと思います。

標高が高い地域は寒い

当たり前のことですが、標高が高くなるとグッと寒くなります。スキー場に行き慣れていない方はイメージがしにくく、「同じ雪山でしょ?」と思ってしまうと思いますが、寒さの具合は相当の違いがあります。

例えば、私がホームゲレンデとしている石打丸山スキー場、一番低い場所で標高約250mですが、長野・志賀高原は低い所でも1300mを超えてきます。志賀高原は本当に寒いので、北海道に行くのと同じ装備で向かいます。

私の感覚になりますが、越後湯沢・南魚沼は標高が低い場所に位置するスキー場が多く、比較的寒さが緩いので、何かと通いやすいなという感じです。
一方、長野や群馬は標高の高い場所に位置するスキー場が多く、装備もそれなりに気を使って向かいます。

向かう先の標高をざっくり見ておくと、寒さ加減が分かるようになって、持ち物の準備もイメージがつきやすくなります。

準備の目標は、「滑りに集中できる環境にする」こと

あれこれ準備する際に様々なことを考えると思います。経験がないと、どんなことが起こるのかを想像しながら準備しなければいけないので大変です。

全ての事柄に備えるのは大変です。なのでスノーボードを滑る上での準備の目標としては、「滑りに集中できる環境にする」ことにフォーカスするのが良いと考えています。

私及び私の周辺で聞いた経験上ですが、集中を妨げる要因でよく経験するのは、「ゴーグルが曇る」と「着過ぎて暑い」です。どちらも慣れていないとなりがちな現象で、滑っている本人だけでなくその仲間も気を揉んだりして気持ちを減退させます。

ゴーグルについてはゴーグルの性能自体とその扱い方によりますので、改めて別記事で詳しく話したいと思いますが、着過ぎにならない為の準備については以下で説明します。

自前で準備が必須なもの

ここでは原則レンタルができず、現地でも調達しづらい又は予め用意しておいた方が精神的・経済的に安心なものについて紹介します。

ファーストレイヤー(肌着)

ファーストレイヤーは一番肌に近い部分に着るものになります。ここでは上半身を指します(下半身のタイツは別途)。そしてしっかりと肌から冷やさない為に、長袖を着ます。

ファーストレイヤー選びで重要なのは、速乾性と蓄熱性です。
綿などの通常の下着は、汗を吸ったままなので乾きが悪く、その汗が冷えて体を冷やしてしまいます。スノーボードの運動量は多く、寒い場所でもウエアの下は汗をかきます。汗を素早く乾かしてくれる素材が良いです。

一方、乾かすだけでなく熱を保ってくれる素材をおすすめします。夏に着るような速乾素材だと、乾かすと同時に熱を奪うので、極端に体を冷やしてしまいます。
そしてよくあるケースとしては、蓄熱性の良いことのみに着目して選ぶケースです。ヒートテックのような素材は蓄熱性は良いですが、それだけだと極度に熱を保ってしまうので、速乾性も兼ね備えた素材がおすすめです。

私はスノーボードを始める前、バスケットボールをしていた頃からアンダーアーマーを使用していたので、スノーボードでもアンダーアーマーのコールドギアを愛用しています。もちろんこれに限らず、速乾性と蓄熱性を備えた素材であれば良いと思います。

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セカンドレイヤー

ファーストレイヤーの上に着るものになります。この上にウエアのジャケットを着ます。

通常のスキー場のゲレンデであれば、ファーストレイヤー・セカンドレイヤー・ウエアジャケットで十分です。よく暑過ぎるとなるケースでは、ウエアジャケットの下に3枚着ているケースです。暑い上に着ぶくれて不快で動きづらいです。ウエアジャケットの下は2枚で冷えない状態にもって行きたいので、ウエアジャケットの素材にあわせてセカンドレイヤーを選びます。

ただウエアジャケットをレンタルする場合、レンタル品は通常中綿入りで温かめのものであると想定します。

セカンドレイヤーでフリースやダウンが紹介されることがありますが、私はファーストレイヤーより少し厚手で暖かめの素材であれば良いと感じています。

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そして私が心掛けていることは、「脱ぎ着せずに済むようにする」ことです。速乾性が高ければ、動いた後着たままでも不快感なく過ごせます。暑くて脱いだ服の置き場に困ることもなく、滑りに集中することができます。
(ただし、標高の高い寒い場所では、冷え込んだ際の+αの備えをしますが、シーズン通して数回あるかどうかです)

ソックス

ソックスはスポーツショップで売っている、ウィンタースポーツ用のものを使います。スキー・スノーボードの区別もあまり気を使いません。

ここでも足元の冷えを恐れて靴下の二枚履きをする方がいますが、通常ブーツを履いて運動すれば暑くなるので、一枚で十分かと思います。

ヒッププロテクター(ケツパット)

これをおすすめされる経験者は多いです。初心者はコケることを完璧に避けることは難しいですし、最初はお尻からコケがちです。

ゲレンデは圧雪されてバーンが硬くなっていることが多く、また初心者が滑る緩斜面だとこけた際の衝撃がそこそこ強いです(斜度があると衝撃が逃げる)。

ジブ(鉄のレールなど)を滑る為に備える高機能なプロテクターでなくとも、お尻を守ってくれるクッションが入ったプロテクターはもっておいた方が良いでしょう。通販だとかなりお得に売られていたりします。

原則自前で準備したほうがよいもの

ここでは通常レンタルがされておらず(たまに見かけますが)、自前で準備した方が無難なもの(但しスキー場のショップでも購入することができるもの)を紹介します。

グローブ

手の冷えを防止するのと、手を切ったりする怪我から防止する意味でほぼ常に着用します。
暖かく水分が中に入り込まなければ良いです。

どちらかと消耗品の感覚で、高機能過ぎずお得に買うことを心掛けています。
最近ではスポーツショップのプライベートブランドで、機能と価格の両立を目指したものも見かけます。

また指先が別れていないミトンタイプを好んで使っています。
別れていても大したものは掴めないので、指が解放的でいっそ暖かいミトンタイプが良いかなと。

ゴーグル

ゴーグルはそれだけで多くを語れるテーマです!曇りとの戦い。。。

ここでは目の怪我防止の観点で、必ずつけて滑って欲しいです。
値段もピンキリですが、ダブルレンズで曇りにくいものを選ぶのが無難かと思います。

リフト券ホルダー

リフト券を収納して、リフト乗る際に見せやすくなります。
スキー場内で使う分のお金を入れることもできます。

ただウエアのジャケットのどこかにホルダーがついてることもあるので、それを使っても問題ないです。

ビーニー(ニット帽)

頭を保護する上でも着用は必須です。それ以前に被っていないと寒くて耐えられない(たまに平気そうな方もいますが)。

品質に差はあります(洗濯してもよれない等)が、性能としての差は大きくはないと思われますので、デザイン等の好みで選んで構いません。

タイツ

下半身のタイツです。冷え性の方は上半身は上記ですっきりさせつつ、タイツで暖かさを保つのも手だと思います。ヒッププロテクターが膝まである場合は、二重で履くと暑すぎるかもしれませんので、プロテクターのみで良いです。

レンタルが可能なもの

ボード・バインディング・ブーツ

初めての場合などは、よほどの決意がない限り、まずはレンタルで良いです。レンタルショップによってクオリティーは様々です。これもまたいずれ別記事で。。。

ウエア(上下)

ウエアもレンタルで準備できます。ただある程度回数滑ることを決めている場合は、購入することで早い段階で費用回収することができます。しっかり防水が保たれているウエアで滑った方が快適でもあります。

あると便利・オススメなもの

ヘルメット

これはファッション性からも賛否両論あって未だ普及しきれないですが、メリットしかないと確信しています!

安全面だけでなく、頭を暖かく保ってくれて、吹雪いても頭は完全に平気。

上達して新たなレベルにチャレンジする際は、失敗すると頭から落ちてしまうこともありますので、非常に安心です。

ファッション性で気になる方は、大会のプロライダーの被り方を参考にかっこよく被りましょう。

スノーブーツ

スノーボード中ではないですが、雪国ではすごく心強いです。
特に越後湯沢・南魚沼は融雪パイプが整備されていて、水が噴き出している道が多いので、濡れずに歩けて助かります。

THE NORTH FACE のヌプシが履き心地も快適で防水性も強いので愛用しています。

如何でしたでしょうか?
個人差はあると思いますが、私の経験とオススメからご紹介させて頂きました。

今後は快適な装備を、初めての人でも敷居が高くない形で準備できるような買い物についてレポートしたいと思います。

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